寡黙な働きもの肝臓
「専門医が教える肝臓から脂肪を落とす食事術(著者:尾形哲氏、2022年4月21日発行)」を読んで、気になったことを記録します。
肝臓はサラリーマンに例えるとこんなひと
・だれよりも早く出社し黙ってオフィスを掃除
・ほかのみんなが帰ったあとも黙々と残業
・愚痴も言わずに働き続けるひと
機能が失われた場合
・心臓は人工心臓がある
・腎臓は人工透析がある
・肝臓は実用化できている人工肝臓はない
肝臓の仕事
・摂取した栄養素を体の各部位で働く形に変換
・体に害がある物質を速やかに解毒
・ウィルスや細菌、カビなどの病原菌と戦う
・全臓器の中で最も大きく、最もエネルギーを使い、24時間絶え間なく働き続ける
日本は3人に1人が肝臓をむしばまれている
・日本人の2,266万人が、お酒を飲まないにもかかわらず「脂肪肝」
・その数は年々増加している
・脂肪肝は肝細胞の中に脂肪がたまる病気
・自覚症状がないまま、ゆっくりと機能が失われる(怖)
本書には具体的ケースとして、その症状と改善例があります。
その具体的なケースは、私の同僚や家族にいてもおかしくないものです。